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よくあるご質問

 マイカ(天然雲母)とはどのようなものですか
 ヒーターの種類にはどんなものがありますか
 マイカには、どのような種類がありますか
 天然のマイカの大きさは、どの程度までありますか
 マイカレックスや金属の加工はどの位の大きさまで可能ですか
 ヒーターの加工は、数が多くないとだめでしょうか
 "お問合せ"からメールが送れません

マイカ(天然雲母)とはどのようなものですか

 マイカは、自然界に広く存在する結晶性の鉱物で、優れた電気的特性、耐熱性、機械的特性を有し、 今日の電気産業になくてはならない最も重要な絶縁材料の一つであると言えます。
 マイカは、産出地により非常に多くの化学的組成のものがあります。このうち工業的に最も重要な マイカは、カリウムを主成分としたマスコバイトマイカとマグネシウムを主成分としたフロゴパイトマイカでそれぞれ硬質マイカ、軟質マイカと呼ばれます。
 マスコバイトマイカは、 電気的特性に優れ、その熱分解温度はおよそ600℃で、使用にあたっては、 純度と大きさに重点が置かれます。
 フロゴパイトマイカは、耐熱性が良く、その熱分解温度は800℃にも達し、また柔軟性が優れています。

  マイカの性質
性 質 硬質マイカ 軟質マイカ
化学式 KAI2AISi3O10(OH)2 KMg3AISi3O10(OH)2
淡紅色又は淡緑色 褐色又は暗緑色
比重 2.7 ~ 3.0 2.6 ~ 2.9
硬度(Mohs) 2.8 ~ 3.2 2.5 ~ 3.0
比熱 0.206 ~ 0.209 0.206 ~ 0.209
熱伝導率 (W/(m・k)) 0.67 0.67
熱膨張率 (/℃) (9~36)×10-6 (30~60)×10-6
引張強さ (MPa) 290 ~ 440 150 ~ 290
圧縮強さ (MPa) 490 ~ 690 290 ~ 490
弾性率 (MPa) (14~21)×104 (14~21)×104
熱分解温度 (℃) 600 ~ 800 900 ~ 1,000
灼熱減量(900℃×3Hrs.) (%) 4 ~ 5 0.3 ~ 1.0
耐酸性 H2SO4 不変 不変
耐アルカリ性 NaOH 不変 不変
絶縁破壊の強さ (kV/0.1mm) 18 ~ 25 12 ~ 17
誘電率 (1MHz) 6 ~ 9 5 ~ 6
誘電正接 (50Hz) (%) 0.01 ~ 0.03 0.1 ~ 0.5
誘電正接 (1MHz) (%) 0.08 ~ 0.09 0.3 ~ 0.7
体積抵抗率 (Ωcm) 1014 ~ 1016 1012 ~ 1014

  マイカの化学成分
種 類 硬質マイカ 軟質マイカ
産出国 インド マダガスカル
淡紅色 暗緑色
SiO2 45.51 38.55
Al2O3 34.32 16.50
Fe2O3 0.69 1.00
FeO 0.29 3.14
MgO 0.53 25.72
CaO 0.001 0.011
TiO2 0.50 1.18
K2O 10.94 10.66
Na2O 3.07 2.76
MnO 0.013 0.151
Li2O 0.020 0.00
F 0.005 0.023
H2O 4.09 0.24
合 計 99.979 99.935

ヒーターの種類にはどんなものがありますか

 加熱原理によりいくつかの方法があります。ここでは、電気を利用して加熱する方法を述べます。抵抗体に電流を流し、 ジュール熱を生じさせる方法。例:トースター、アイロンコイルに交流電気を流して磁束を利用し、加熱物内に反対向きに電気(うず電流)を生じさせ、加熱物自体の抵抗 とでジュール熱を生じさせる方法。 (例:IH調理器)
 異なる電極間でアークを生じさせ、そのアークの放射熱により加熱する方法。 (例:電気溶接)
 絶縁物 (電気を通さない物)を加熱する場合には、絶縁物を挟むように両側に電極を取り付けて電気を流し絶縁物内部で発熱する方法(誘電加熱といいます)。 主に工業用で使用されます。
 また、電子レンジの様に、電磁波により加熱物の内部より熱を生じさせる方法もあります。
 平易に加熱する方法としては、 上記の抵抗体に電気を流して加熱する方法が一般的です。温度の制御方法もいろいろ考えだされています。
 それらは、抵抗体による加熱の場合熱や電気から絶縁する方法で、 電熱をいくつかの種類に分けることが出来ます。抵抗体には、一般的に知られているニクロム線があります。このニクロム線を絶縁物で保護し、ジュール熱を外部に取り出す様に するため、主に次のような物があります。

・マイカヒーター
   マイカ(雲母とも言います)は、熱や電気の絶縁に優れている物でこれを
   利用したヒーターです。例をあげると、アイロン、ポップアップトースターなど
・ラバーヒーター
   ラバー(主にシリコン樹脂製のゴムを利用)の中にニクロム線が入っているヒーターです。
   例をあげると、電気毛布、水道管の凍結防止用ヒーターなど
・フィルムヒーター
   高温に耐えるフィルム樹脂でニクロム線を挟み込んだヒーターです。例としては、目に
   触れることがありませんが、床暖房、融雪用など
・シーズヒーター
   これは、金属の管の中にニクロム線と絶縁物が入ったヒーターです。例としては、
   投げ込みヒーター。ホットプレート、など
・ドライヤーヒーター
   ニクロム線に風を送り、空気を加熱して暖かい空気を利用するヒーターです。
   例としては、ヘアードライヤー、布団乾燥機など
・セラミックスヒーター
   セラミックスの中にニクロム線が入った物と、セラミックス自体に抵抗を持たせる様に
   加工を施した物があります。

 これ以外にも多種にわたり開発が行われています。
 実際に使用される場面では、上記のヒーターを使用形態に合わせて 製作されています。
 弊社では、上記ヒーターの内、マイカヒーター、ラバーヒーター、ドライヤーヒーターを主に取り扱っております。


  各種ヒーター比較表(面状ヒーター)

シリコンラバー
ヒーター
マイカヒーター
ポリイミド
フィルムヒーター
耐熱温度 250℃ 600℃ 300℃
許容ワット密度 1.2W/cm2 *1 6.0W/cm2 *1 3.0W/cm2 *1
製作可能寸法 300×450mm以下 500×700mm以下 φ320/□320mm以下
厚み 1.6mm *2 1.0mm *2 0.2mm *2
絶縁抵抗 DC500Vメガーにて
100MΩ以上
DC500Vメガーにて
100MΩ以上
DC500Vメガーにて
100MΩ以上
絶縁耐圧
(漏洩電流10mA以下)
AC1500V/1min. AC1500V/1min. AC1500V/1min.
絶縁構成 ガラスクロス入り
耐熱シリコンコート
集成マイカ
(軟質/硬質)
ポリイミド
フィルム
発熱体 ニクロム他 *3 ニクロム他 *3 ニクロム他 *3
 
*1 お客様のご使用条件によって異なります。
*2 発熱体の厚みにより前後致します。
*3 使用温度・ワッテージによりニクロム以外の発熱体も使用します。

  物性比較表
  シリコンラバー 集成マイカ ポリイミドフィルム
密度 1.5 2.05 1.42
引張強度 6.8 MPa
伸び 250%
加熱減量 0.18%
比熱 1318J/kgC 871J/kgC *1 1092J/kgC
熱伝導 0.293W/mK 0.22W/mK 0.178W/mK
体積抵抗率 5×1015Ωcm 1014Ωcm
誘電率 3.5 3.8 3.5
誘電正接 0.70% 0.70% *2
備考 厚み0.5mmに対して
後加硫150℃1時間の物
厚み0.5mmに対して
*1:天然マイカ
*2:硬質タイプ
厚み0.0254mmに対して

マイカには、どのような種類がありますか

 天然のマイカ(または雲母、英語で'mica'といいます)と、天然のマイカを はがした物を板状に貼り合せた物(貼りマイカと言います)、マイカを細かく粉砕し紙すきと同じ要領で 薄い紙にしてこれを幾重にも重ね合わせて板状やテープ状にした物(集成マイカ)などがあります。

天然のマイカの大きさは、どの程度までありますか

 天然の産出物なので、限られています。大きくなると取れる量が限られてくるので、コストが高くなります。
 厚さは、天然マイカ鉱石をはがして使用しますので、厚い物は選べないです。標準品といわれる 物の厚さは、0.05 ~ 0.3ミリメートルです。弊社へお問合せ下さい。
 その他、貼りマイカや集成マイカについては弊社へお問い合せ下さい。

マイカレックスや金属の加工はどの位の大きさまで可能ですか

 マイカレックスは素材の大きさが限られています。
 マイカレックスの素材定尺寸法はMM400、MM600 共に外形サイズ355mm×508mm厚さは、最大30mm迄となります。
 弊社の金属の加工設備については、こちらをご覧ください。

ヒーターの加工は、数が多くないとだめでしょうか

 1個(試作)から量産まで、制作致します。
 また、ヒーターの組込みも行っておりますので、お問合せ下さい。

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